〜チャージ手段の多角化と併せ、利用者拡大を加速化〜

 株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、以下「アイリッジ」)の連結子会社でフィンテック事業を展開する株式会社フィノバレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:川田 修平、以下「フィノバレー」)の提供する電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を利用した、木更津市域を対象とする電子地域通貨「アクアコイン」(発行者:君津信用組合、本社:千葉県木更津市、理事長:宮澤 義夫)は、11月13日より、株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:古屋 一樹)のコンビニエンスストア「セブン‐イレブン」5店舗でのキャッシュレス決済を正式に提供開始します。

・セブン-イレブン木更津請西東2丁目店
セブンイレブン外観
今回アクアコインでの電子決済に対応したのは、千葉県木更津市内の木更津新田2丁目店、木更津請西平川店、木更津請西東2丁目店、木更津東太田2丁目店、木更津3丁目店の5店舗です。

 アクアコインは地元の中小飲食店を中心に、木更津市の伝統技芸を受け継ぐ花街や神社仏閣でのお賽銭奉納まで、10月末現在360店舗以上の加盟店で利用が可能です。2018年10月1日の商用化以降、従来の金融機関窓口でのチャージに加え、プリペイドカードや専用チャージ機等も新規に導入してチャージ手段を多角化し、利用者の裾野を広げています。今回、コンビニエンスストアという、少額決済利用頻度が高くよりキャッシュレスの利便性を感じてもらいやすい店舗への導入を通じて、一層の利用拡大を目指します。

電子地域通貨「アクアコイン」について

 アクアコインは君津信用組合、木更津市、木更津商工会議所の3者が連携し導入を推進している地域通貨で、スマートフォンアプリ上で利用できる電子通貨です。利用者は加盟店に設置された二次元コードを読み取ることで手軽に決済できます。セキュリティ面にも配慮しており、取引履歴がスマートフォンアプリ上で管理できるほか、指紋認証や暗証番号の設定が行えます。加盟店側は二次元コードの設置のみで導入可能なため初期導入費用負担が少なく簡単に即座に導入できることに加え、現金の管理や取り扱いの手間が省け、ワンオペレーション店舗では特に衛生面やオペレーションの観点からも便利な通貨です。加盟店は売上金として入金されたコインを預金口座へ換金入金できるのはもちろんのこと、他加盟店への支払いなどを直接コインで送金することも可能です。

 アプリには店舗情報の掲載やGPSを活用した店舗までの道案内など、利用者の利便性向上と店舗の集客を支援する機能も実装し、域内でのコインの流通を促すことで、地域経済の活性化と訪日外国人観光客向けの決済手段簡素化の実現を目指しています。

<アクアコイン概要>

・利用対象者:アクアコインアプリ(無料)をダウンロードされたユーザー
・利用可能店舗:木更津市の約360店舗
・チャージ方法:君津信用組合営業店舗窓口(店舗数:市内5本支店、市外10支店)および、専用チャージ機(設置場所:木更津市観光案内所、イオンタウン木更津朝日ショッピングセンター内)、プリペイドカード(販売所:観光案内所等4箇所)でチャージが可能です
・チャージ上限金額:10万円
・交換単位:1円=1コイン
・有効期限:最終利用日から一年後の当月末日(ポイントは付与日から一年後の当月末日)

アクアコインスタートアップキャンペーン実施中

 ダウンロードおよび利用促進のため、利用者向けにチャージ金額の3%プレゼントキャンペーンを実施中です。
・名称      :「チャージ1.5億円」アクアポイントざくざくキャンペーン
・対象期間    :2018年10月1日よりチャージ総額1.5億円まで
・キャンペーン詳細:チャージ1,000円につき3%のアクアポイントをプレゼント
アクアコインアプリのダウンロード
下記アクアコイン特設サイトからダウンロードできます。
URL: https://www.kisarazu-aquacoin.com/

今後の展開

 アクアコインの利用機会拡大の一環として、11月17日に木更津駅西口で開催される食のイベント「木更津ナチュラルバル」でも、イベント限定のアクアコイン加盟店を多数展開します。安心・安全な食材にこだわったキッチンカーや出店での食べ歩きにアクアコインが利用できるほか(一部対象外店舗あり)、イベント参加者へのアクアポイント付与キャンペーンを用意します。

MoneyEasy(マネーイージー)とは

株式会社フィノバレーが提供する、電子地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォームシステムです。スマートフォンアプリを使って、チャージから決済までを可能にします。支払方法として二次元コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間がかからず導入できることが特長です。また、グループ会社である株式会社アイリッジのスマートフォン向け位置情報連動型O2Oソリューション「popinfo」と組み合わせることでマーケティング機能を融合した決済基盤が構築でき、地域活性化への活用が期待できます。オフィス内通貨としても利用できるため、社内制度との連携や社員間のコミュニケーション活性化施策などにも応用できます。

株式会社フィノバレーについて

株式会社フィノバレーは、電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を軸としたフィンテックソリューションを通じて、世の中の様々な課題の解決を目指しています。地方活性化を目的とした岐阜県飛騨・高山地方の電子地域通貨「さるぼぼコイン」を筆頭に、木更津市の「アクアコイン」、小田急電鉄の新宿シネマ&バルWEEKの「シネバルコイン」などの支援実績があります。2018年8月より株式会社アイリッジのフィンテック事業を承継する子会社として新たに事業をスタートしました。

株式会社アイリッジについて

株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンを活用した、企業のO2O支援を行っています。O2O支援はスマートフォンを利用したもので、O2Oソリューション「popinfo(ポップインフォ)」の提供、O2Oアプリの企画・開発、集客・販促等を中心とした企画・運用支援(O2Oマーケティング)をサービスとして提供しており、O2Oやスマートフォン向け位置連動型サービスの分野では業界トップクラスの実績があります。
URL: https://iridge.jp/